LED製品について
Choice

LED製品選択のポイント

LED照明機器にはLED専用機器と直管型蛍光灯や白熱電球を置き換える物があります。

照明器具を選択する場合…

  • 明るさ

    光の量(全光束:ルーメン[lm])照らされる面の明るさ(照度:ルクス[lx])で表されるが相当する白熱球のワット数で表示する場合がある。

  • 色温度:カンデラ[k]で表され高いほど青白く低いほど黄色みを帯びる。昼白色、白色、電球色といった表現もされる。

  • 電源

    一般的な商用電源(AC100V)以外に、店舗用蛍光灯はAC200Vも多く使われる。水銀灯のように専用の安定器が必要な場合もある。また一つの回路に付けられる器具の数は消費電力によって決まる。

  • 大きさ/重量

    天井や壁面に取り付ける場合、大きさや重量によっては取付が出来ない場合がある。

を考えての選択となりますが、用途によっては
  • 演色性

    美術品、服飾品や食品などを照らす場合、元々の色の見え方に近いほど望ましい。演色評価数[Ra]で表される。一般的にRa80以上を高演色としている。

  • 配光

    光の広がり具合を照射角度[°]で表す。スポットライト等は15~30°の狭角、45~60°の中角、それ以上の広角といった呼び方もある。

  • 調光の有無

    店舗やリビングなど明るさを調整したい場合に調光機器を用いるが、LEDの場合白熱灯用の調光器で対応できる物と調光不可の物がある。

  • 波長

    紫外線を多く含む光源の場合、虫が好んで寄ってくるという事以外に、塗料等の退色を招くので美術品や服飾品の照明では避ける必要がある。LEDでは特殊な物を除き紫外線をほとんど含まない。

  • 防水/耐候性

    LEDではあっても電子機器ですので水のかかる環境では十分な防水を行ってやる必要があります。また、振動にさらされる環境ではその対策も必要です。

も考える必要があります。

上記について、LED機器の自由度は十分大きくそれ故に選択にあたっては、意図する物か十分チェックする必要があります。

又、既存機器の蛍光灯を置き換える場合は、口金が同一であっても有資格者による機器の改造が必要な場合が多く、機器の破損や火災の危険がありますので特に注意が必要です。

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